ボアスコープ、ファイバースコープ、ビデオスコープなど、
製造品質を支える「内径検査」に最適な工業用内視鏡をご提案!

工業内視鏡BLOG

『対決!ファイバースコープとボアスコープ、どちらの工業用内視鏡を選ぶべきか?②』

対決!ファイバースコープ対ボアスコープ②


ファイバースコープとボアスコープどちらの工業用内視鏡を選ぶべきか②

工業用内視鏡の主用途の一つに「品質検査」があります。
例えば自動車部品メーカーで自動車部品の内部の検査で「バリ」「異物」「汚れ」等を確認するのに使用します。

各加工工程後や、出荷前の最終チェックにて使用する場合があります。

その中で近年よく問合せがあるのは、「最小径はどのくらいですか?」という質問です。
自動車部品も燃費の向上に向け小型化、軽量化がすすめられている為部品自体も小さく、さらに構成している穴サイズ自体もより小さくなっています。

そこで、求められるのが【細さ】です。

一般的な工業用内視鏡では、先端径が4ミリ~6ミリのラインアップが多いです。
ボアスコープも同じですが、3ミリ以下のラインナップも多く、中には1ミリ台の工業用内視鏡も若干ですがラインアップとして存在します。

それよりも更に細い径を求めるとなるとやはり【ファイバースコープ】の出番ではないでしょうか。
ファイバースコープはその名の通り、極細のガラス繊維(グラスファイバー)を束にまとめ上げて映像を伝達する仕組みです。
その為、「レンズ」を使用したボアスコープと違い、より細さを追求することが可能です。

メーカーにもよりますが、0.5ミリや中には世界最小0.35というシャープペンシルの芯より細いファイバースコープも存在しています。
※先端径が細い為、その分画像サイズも小さく、破損のリスクは高くなります。

これからも今まで見ることの出来なかった、より小さい穴内部の観察の必要性も増すと考えられます。
【細さ】という観点で、
今回は、「ファイバースコープ」に軍配が上がります。


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